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J-REIT投資の真実を語る

2012年03月01日

第27回 REITの狙い目シーズン到来か?地価動向好転など好材料

前回の本連載公開以後、J-REITの状況バロメータである東証REIT指数は月末まで一貫して右上がりだった。
いろんな要因が重なり、ここしばらくJ-REITは好調が続いている。

好材料が続く最近のJ-REIT。今が狙い目であると考えられる。その理由を具体的にご紹介しよう。

【上昇基調のJ-REIT】

ここ2週間(14日~28日)、J-REITはおおむね続伸を続けた。東証REIT指数は、14日851Pだったのが28日は957Pとなった。この間の伸び率は112%と、2011年以降では最高の伸び率だった。
用途別にみると、住宅系1140P ⇒ 1230P (108%) 、商業・物流系 1040P ⇒ 1140P(110%)、オフィス系860P ⇒ 990P (115%) となっている。 
(東証REIT指数と用途別指数とは基準(1000と設定した日)が異なるから単純比較はできないことには、注意していただきたい)

これを見ると、元々低調だったからであろうが、伸び率が一番だったのはオフィス系だ。
安定感のある住居系REIT、上昇基調に乗ると勢いが出るオフィス系という定番どおりの結果だ。

この2週間の中では、2月20日ごろにいったん横ばい傾向にあった。しかし、22日以降、急伸した。さて、それはなぜか?

【地価動向とその影響】

リーマンショックの影響で低下した地価動向は、2010年半ば~2011年春先に回復の兆しを見せていた。しかし、そこに2011年3月東日本大震災が起こった。地価動向の状況的には回復基調だったがそれに震災が水を指す形となったのだ。

現状J-REITの急伸を見ると、国土交通省から2012年2月22日に発表された地価動向報告の影響は少なくなかったと思う。
具体的な発表内容は以下の通り
「全国の主な住宅・商業施設の過半数の地点が、3ヶ月前に比べてプラスか横ばいとなった。」ということだった。これは、実に3年半ぶりのことだという。

主要都市の半数であるから、人口の少ない地方都市などはこれに含まれないであるが、そもそもREITの物件ポートフォリオにこうしたエリアの物件はほとんどないから、主要都市の動向が好転ということはかなりの好材料だと考えられる。


もちろん、2月・3月に決算期を迎えるREITは多いから、このタイミングでのこの内容での発表は決算への影響は大きかっただろう。

こうしたこともあり、J-REITはこれからしばらく上昇傾向が続くと考えられる。
安定を狙うのか、大きな上昇を狙いに行くのか?そこは皆さんの、選択だろう。

<上記コラム内で取り上げた内容については、船井総合研究所の見解ではなく個人の見解であり、お取引を推奨し、勧誘するものではありません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさってください。>

コラム執筆:

吉崎 誠二

船井総合研究所 上席コンサルタント。リアルエステートチーム(http://www.f-reb.net/)責任者。1971年生まれ。立教大学 博士前期課程修了。不動産・住宅関連業界が専門領域。業界分析・市場分析をはじめ、電鉄会社・総合不動産企業・ハウスメーカー・マンションデベロッパー・住宅設備メーカーなどへのコンサルテーションを展開。ダイアモンドオンラインなど雑誌等の連載多数。著書:『消費マンションを買う人、資産マンションを買える人 』 他6冊。

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