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お金の相談室

2016年06月03日

第398回 『株主総会』を投資に活かせる!?

<質問>

6月は株主総会を実施する会社が多いですが、投資を検討している際、どういったことに注目すればよいでしょうか?

<回答>

個別株式で投資をしている場合と、ファンド等を通じて分散投資している場合では、当然ながら重みが違ってきますが、株主総会というのは株式会社の重要な意思決定を行う機関であり、会社の経営において大切なことが決められる場所です。

会社の解散や合併など会社の存続自体を決めたり、増資・減資・株式交換・株式移転など株主の持つ権利が変わってしまう内容を決めたり、定款の変更によって会社が行う事業を変更したり、取締役・監査役の選任・解任をしたり、剰余金の処分(どのくらい配当金を出すか)など、様々なことを決める機関が株主総会です。

株主総会の前に、あらかじめ「株主総会での決議をもって・・・する」「株主総会で・・・を起案する」といったことを会社側が発表していることも多く、こうした内容については事前にわかりますが、決議の内容や結果次第では、自分が投資価値があると判断した会社が全く別の会社になってしまったり、自分にとって投資価値が低くなってしまったりする可能性があるわけですから、なかなか一概に株主総会ではここだけおさえておけば大丈夫、ここだけ見ておけば大丈夫、ということは難しいです。

とにかく会社の大事なことを決める場所なので、株主総会の結果によっては自分にとっての投資価値・投資魅力が大きく変わる可能性がある、と認識しておくべきだと思いますし、投資開始時に行ったのと同じような検証を株主総会後にも再度行うべきだと思います。さほど大きな変更がなく、投資開始時と投資魅力・投資価値が変わっていないと考えるのであれば、特段何もする必要はないのですから、そういう認識をもって注目しておけばよいでしょう。

コラム執筆:ジョン太郎

金融業界の様々な分野で経験を積んできた現役金融マン。投資・運用・金融・経済など、お金にまつわるトピックをわかりやすく解説しているブログ「ジョン太郎とヴィヴィ子のお金の話」は人気を博し、各種のサイトで紹介されている。著書に「外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話」、「ど素人がはじめる投資信託の本」、「ど素人が読める決算書の本」がある。

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