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廣澤知子のやさしいマネー講座

2016年10月24日

第471回「外貨投資いろは・・・1」

先日、日経新聞で外貨投資についての特集があり、私もコメントを求められました。
その記事は外貨預金についての特集でしたが、個人的には、より幅の広い外貨投資を行うことでリスク分散とリターン効率のアップを目指していただきたいところ。
そういう意味で、やはり証券会社の豊富な商品種類が魅力的です。
実際に外貨現金を使用することを目的にするのではなく、資産を効率的にリスク分散しながら増やすという目的を重視するのであればなおさらです。

外貨投資と呼ばれる商品(外貨変動リスクをもつもの)としては前述の銀行の扱う外貨預金以外で、

・外貨建てMMF
・外国株や外国債券に投資する投資信託
・外貨建て債券
・海外ETF
・外国株
・FX
・金投資
などが挙げられます。

上記の商品は外貨リスク以外に、それぞれ金利リスクや株式変動リスク、ソブリンリスク(国や地域の信用リスク)、信用リスク(発行体リスク)等があり、投資家自身のリスク許容度に照らし合わせて選択することが重要です。

もう一つ、注意すべきは投資スタンス/スタイルです。これは国内資産に投資している場合も同様ですが、外貨建て資産の場合、短期投資ができるものというのは限られます。短期投資には正確で速い情報が重要ですので、そうした情報を得やすいかどうか、通貨や投資国を選択する際にポイントとなります。

外貨投資で短期といえば、前述ではFXがその代表ですね。
現在のような世界的低金利においては短期投資売買を繰り返す投資家が多数派であると思いますが、そうなるとますます、いかに早く情報を入手するかが大切ですし(もちろんチャートのみを見ている投資家もいますが)、通貨ごとに固有のリスクや特性がありますから、そのことを十分に理解して選択する必要があります。
なお、FXはレバレッジを利かせた「持ち高(建玉)」によってリターンが計算され、ついその運用額が自身の資産と思いがちですが、保有資産額(「有効保有額」)は建玉の金額ではありません。自身の預けた元本と未確定損益の合計になりますので、自身の総資産額を把握するときに気を付けましょう。それ以上にレバレッジによるリスク拡大を十分に認識することが大切です。

なお、外国株式ももちろん短期売買ができるものではありますが、こちらも各種情報を速報(原語)で入手することが困難であれば、スタンスは中長期にする方が安全といえます。ニュースが和訳してから出回るのを待っていては短期売買には「遅い」ということですね。
もちろんETFも同様です。

投資信託の場合は、国内資産に投資しているタイプと同様で、その売買方法からも中長期スタンスに向いていますが、この続きは次回にしますね。


廣澤 知子
ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員

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