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廣澤知子のやさしいマネー講座

2016年12月12日

第478回 「年内にしておきたいこと」

早くも師走中旬です。年末までは、あっという間であることは間違いなさそうです。
私事ですが、この週末、注文していた書棚が届き、結果、少し早めの大掃除と相成りました。本や書類関係の他、小物等忘れていたものも色々と貯め込んでいました。思い切って処分もし、書棚のみならず、部屋全体がすっきりとしました。

なかなか処分できない・・・。同じことが投資にも言えますね。
今、市場は「トランプ・ラリー」はいつまで続くかに注目していますが、そもそもあまり確固とした根拠はない勢い相場ですし、上がれば下がるのが相場です。今回新規に購入したような方々は比較的短期投資をされるタイプが多いと思いますし、ヘッジも損切りも当然構えていらっしゃることでしょう。

気を付けるべきは長期投資家の皆さんです。買った後はそのままにして、相場が下がって評価額が落ちても「長期投資だから」と何年間も塩漬けにしてしまう傾向、ありませんか?
長期投資といえども、少なくとも年に1回はポートフォリオの見直しは必要です。ほぼ毎年、年末になると「資産の棚卸をしましょう」と書いています。自分の資産内容(預貯金や保険、ローン等の借入金も含める)の確認・見直しの作業です。

運用中の金融資産については現況の相場で評価し、ポートフォリオの分散バランスを確認します。年齢や生活スタイルなどに合わせてアセットアロケーション(資産構成)を見直し、投資当初のアロケーションでよいのであればリバランス、つまり増えた分は売却、減った分は買い増しをすることで分散比率を元に戻します。相場のトレンドや自身のリスク許容度の変化によっても、そのバランスが変わることもあります。投資に慣れてきて、市場情報なども理解し、中長期的にリスク資産を増やすという判断をすることもあるでしょう。それにより、株式や外貨建て商品等リスク資産の比率を増やし、より高い収益率を目指すポートフォリオに変えるかもしれません(=リアセットアロケーション)。
そうした見直しをしないままでいると、資産全体における投資商品、預貯金等のバランスが将来に渡るライフプランに合わなくなってしまうこともあるのです。

この時期、忙しくて時間が取れないという方もいらっしゃると思います。運用中の金融資産を把握しやすくするための方法の一つに、利用する金融機関を絞ることがあります。金融機関の多くは預かり資産の内容をグラフ等で、オンラインで確認できるサービスを行っています。自身の資産をトータルで見るためには、各金融機関をバラバラに見るだけではなく、それらを一つにまとめる作業が必要です。利用金融機関の数を絞ることで、その作業はぐっと楽になりますよね。
自身の資産内容を確認することは、今後のライフプランの基礎にもなりますので、ぜひ行うようにしてくださいね。


廣澤 知子
ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員

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