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廣澤知子のやさしいマネー講座

2017年05月08日

第496回「キャッシングする?」

楽しいGWをお過ごしになったでしょうか?
ご旅行や外出でお財布事情が厳しくなった方もいらっしゃるかもしれませんね。

よく「●歳までに▲円貯めましょう」というような見出しを見かけませんか?年齢においての目標金額というのは、個々人のプランによって異なります。もちろん若いうちにある程度の資産を持てれば、その後が楽になるのは間違いありませんが・・・。

それで、ふと思い出したことがあります。

仕事を始めて数年後のことです。ショッピングや旅行なども楽しんではいたものの、かなり割りの良い社内預金もあり、比較的堅実に貯蓄はしていました。

ある時、2~3歳上の先輩と昼食に出かけ、驚いたことがありました。お給料日の少し前でしたが、「お金が足りないからキャッシングする」と言われました。彼女は特別派手でも消費癖があるとも思えず、人付き合いもごく普通でした。年齢差くらい収入は彼女の方が良かったのではないかと思いますし、同じように自宅通勤をしていたのです。なぜ彼女は(20代の女性としては)十分なお給料で次の給料日まで過ごせないのか疑問でした。

今より金利の高い時代です。キャッシングをすれば、あきらかに「無駄な出費(利息)」が嵩むことになります。それは超低金利の現在だとなおさらです。キャッシングはもちろん、ATMの時間外手数料や送金手数料など、わずかに見えて無駄の「チリ積」です。たとえば100円でも、現在の普通預金の利息(0.001%)で、1年で稼ぐためには1,000万円(税金等考慮せず)も必要です。当時彼女はキャッシングに全く抵抗ない様子だったのは覚えています。「すごく便利なの。100円(記憶にないので、そのくらいわずかな金額で、という意味で)でしのげちゃうのよ」といったようなことを言われました。

問題点としては下記だと、今は思います。

1.計画性の足りなさ
2.わずかな金額に対して「無駄」という意識の低さ

ライフプラン、マネープランについてはこのコラムでもよく書いていますが、長期のものに限らず、翌月の給料日まで何にいくらかかる予定があるのか、という計画性は常にもっていたいものです。手元のお金を必要なもの(固定費用)、欲しいモノに使い、もし残れば貯蓄・・・ではなく、貯蓄分を先取り、固定費用を除いた残りでやりくりすべきです。そうした計画力を持てるようになれば、ひと月から1年、5年、10年とプランニングできるようになってきます。
また、上記した無駄の「チリ積」は危険です。ケチケチ節約をしなくとも、無駄を省くだけでだいぶ変わるはずです。

GW明け、寂しいお財布事情の方も、そうでない方も、夏に向けて予定がある方も、計画性をもって、無駄を省くことで余裕が生まれると思いますよ。

廣澤 知子

ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員

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