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廣澤知子のやさしいマネー講座

2017年07月24日

第506回「富女子」

「富女子」という言葉をご存知でしょうか?20~30代のうちから投資や貯蓄を行うことなどに熱心な女性を指しているとのこと。興味深いのは富女子へのアプローチ方法が一般的なFPのライフプランに合わせて「お金に困らないように」というのではなく、「5年で1,000万円を貯める」というのが一つの目標になっているそうです。

20~30代の収入で、5年で1,000万円というのは高めの目標ではあると思いますが、達成している人ももちろんいて、その話を聞いたり、励みにしたり、というグループも多数あるそうです。

ライフプランニングのセミナーに参加していた20~30代女性、特にシングル女性と話して気になったのは、長いスパンで人生を予想してプランすることの難しさです。条件の良い転職もしたい、留学や資格取得でキャリアアップもしたい、結婚や出産もしたい・・・と沢山の夢や希望もあるものの、それがいつなのか具体化することが難しいのです。ライフプランニングはそうした時系列のイベントがあって成り立つものですから、作り直しを前提に作成してもなんとなく絵空事となってしまいます。

そういう点で、短期間でいくら、とその使用目的等を考えずに金額目標を立てることはシンプルで分かりやすいと言えます。どんな目的にでも、まずはある程度の資金があれば対応できます。節約に節約を重ね、でもそこに悲壮感なく楽しんで励んでいるのであれば、決して悪いことではありません。ただ、効率的にお金を増やすためには、ひたすら節約をするのではなく「お金に働いてもらう」ことを意識することが大切でしょう。

富女子の中には1,000万円を達成した後、不動産経営などを行っている人がいるようです。そうした成功体験を聞き、単純に真似をしようと、なけなしのお金を全額投じてしまったりするのは要注意です。一点投資することでリスクはより大きくなってしまいます。世の中には多くの成功体験を元にした書籍や記事も見かけますが、その時々の時勢や相場にあってうまく行ったケースを、そのまま真似しても同様の結果を得られるものではありません。

わずかな節約から始めて、余剰資金を作り出す→投資を始める→重ねて投資を学ぶ→よりリスクを分散させ、効率の良い投資ができるようになる→お金が目に見えて増え始め、それが励みになる・・・という良い循環を作り出せれば目標額達成に近づくことでしょう。

そうして貯蓄・投資体質を身に着けつつ、自身のライフプランを考えられるようになれば利用目的が明確になり、次の金額目標も立てられるようになると思います。

これは富女子に限らず、富男子も実践していただきたいですし、女子・男子より年齢が上という方々も遅いということはありません。ぜひ挑戦していっていただきたいですね。

廣澤 知子

ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員

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