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廣澤知子のやさしいマネー講座

2017年08月21日

第510回「記録するということ」

活動量計という機器をご存知でしょうか?一日の歩数や運動量、距離、睡眠分析、心拍数等々、ライフログと呼ばれるデータを蓄積、スマートフォンに連動して分析、管理ができるものです。
私自身はブレスレットタイプのコンパクトなものを愛用中で、歩行距離やその負荷に対しての消費カロリー、また睡眠の質はどうなっているのか、などに興味を持ったのがきっかけでした。データとして目に見えることで、日々の健康の目安や励みになります。

記録することで、目で見て分析できる状態にすることの効果は、もちろん健康面に留まりません。
その昔、ディーリングルームで新人の頃、PCで数字の管理ができるにもかかわらず、手書きで相場表を作っている大先輩がいました。当時でもチャートをダウンロードすることは、キーひとつでできる簡単な作業でしたし、いくつかのチャートを組み合わせることもソフトを使えばすぐにできました。にもかかわらず、ボロボロの大きな紙に日々数字を書き込み、手書きでチャートを作っているのは時代遅れのように見えました。ですが、一つ一つ手書きすることで数字が自分のものになり、相場観が養われていたのだと、今は理解できます。日々データを積み上げる作業を自身で行うことの大きな意味ですね。

家計簿をつけましょう、というのもここにあります。事細かな記述をする必要はなく、週単位、月単位でも構わないので、自分がどんな分野(食費、光熱費、通信費、遊興費等)にどのくらいのお金を費やしているのか、それが支出全体のどのくらいの割合になっているのか、もちろん、収入と支出のバランスはどうなっているのか、を把握することは今後の人生にもつながってくるものです。
クレジットカードの明細を取っておくのはもちろん大切ですが、実はそれだけでは足りません。それ以外にも私たちは日々現金支出(電子マネーを含む)をしています。積み重なると結構な金額になり、それは使途不明金となります。そして、そういうところにこそ無駄なお金を使っていることが多いものです。
何にお金を使ったのか、ちょっと書き留めるという習慣をつけてみてはいかがでしょう。空き時間にさっとメモする、それだけです。週単位でも月単位でも、そうしたメモをまとめて記録すれば立派な収支表になります。企業の経理ではないですから、残高を出して、残金と照合するまでは必要はないでしょう。自身のお金の使い方を把握することが目的ですから。

ライフログも相場表も、データはある一定量揃わなければ分析はできません。家計簿をつける!と気合を入れ過ぎて1週間で終わるくらいなら、ざっくりとメモをとりながらでも、続けることに意味があると思ってください。長い目で見たマネープランニングもできるようになりますよ。

廣澤 知子
ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員

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