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10年後に笑う!マネープラン入門

2007年07月11日

50代の年金問題 

■ 今回の年金問題のおさらい

 「5000万人分の年金加入記録が宙に浮いていた」というおそまつな社会保険
庁の問題。これに50代はどのように対処したらいいだろうか。

 そもそも、なんでこんな問題が起きたかというと、以前は紙ベース(台帳)
で管理していた年金記録を、1997年から国民ひとりにつきひとつの「基礎年金
番号」を割り当てて電子的に管理することになった。そのときにコンピュータ
への入力ミスがあったり、会社や市区町村から社会保険庁へ送られたデータに
不備があったりというのが原因とされている。

 民間の会社だったら、二重三重のチェック体制をもうけて、こういうミスを
排除するはずなんだけどなあ。重大なミスがあとで見つかったら、担当者が責
任を追求されるからね。

 で話を戻すと、調べてみたら基礎年金番号と一致しない加入履歴が5000万件
以上みつかったというわけ。つまり、保険料が払われた記録はあるのに、誰が
払ったかわからない。年金もらいそこね/保険料払い損の人がいることがわかっ
たのだ。

 これに対して、政府は次のような対応策を打ち出した。

 まず、該当者不明の記録を、該当者の確定している記録と照合するプログラ
ムをつくって、コンピュータ上で該当しそうな人を自動的に探し出す。これを
2007年12月末までに行う。そして2008年3月末までには、5000万件の照合・通
知を完了する。
 2008年4月からは、年金を受給している人に加入履歴を通知する。
 6月から10月までに、年金を受給していない全加入者へ加入履歴を通知する。
(この膨大な作業と郵送物の量、コストはいくらぐらいかかるのだろう?)

 通知された加入履歴に不備があった人は、社会保険事務所などに申し出て、
訂正してもらうという手はずだ。

■ 年金をもらっている人はすぐ確認、でも50代はあわてない

 すでに年金をもらっている人に、保険料支払い記録が抜けていることが見つ
かったら、保険料を払っていた期間などに応じて年金額が増える。もちろんさ
かのぼって支給される。となれば記録の確認や手続きは早いほどいい。
 加入履歴が送られてくるのを待たずに、社会保険事務所や年金相談センター
へ行って、自分の記録を調べるのがいいだろう。電話で「ねんきんダイヤル」
や「ねんきんあんしんダイヤル」に問い合わせることもできる。

 ただし現在、社会保険事務所や年金相談センターはかなり混み合っている。
年金を受け取り始めるのが5〜10年くらい先の50代なら、あせる必要はない。
来年6月〜10月に送られてくる加入履歴を待とう。もし記録に漏れがあっても、
それから手続きをして、年金受給に十分間に合うのだから。

 今しておくことは、自分の年金加入の履歴を自分できちんと把握しておくこ
とだ。

 学校卒業後、会社に就職して現在にいたるというシンプルな加入暦の人は問
題が少ないそうだ。会社を替わったり、辞めたり、自営業だった人が会社づと
めになったり、という場合に漏れがおきやすい。引っ越したのに住所変更手続
きをしなかった人もあぶない。そのほか、名前を読み間違えられやすい人、名
前から性別がわかりにくい人も要注意らしい。

 自分がいつ、何の年金に入っていたか。これがしっかりとわかっていれば、
あわてる必要はない。ただ、自分だけでなく妻の年金にも気をつけよう。女性
は、就職、結婚、退職、再就職と年金上の身分(1号か2号か3号か)がコロ
コロ変わることが多い。加入記録漏れも起こりやすいのだ。

 年金のことは苦手な女性が多いので、夫が親切にチェックしてあげれば見直
されて、冷えがちな夫婦仲が円満になるかも・・・

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