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10年後に笑う!マネープラン入門

2007年07月25日

誰のポートフォリオをまねしますか?

■ 専門家によって違う「おすすめポートフォリオ」

 最近、ポートフォリオのアンケートに答えたり、自分のポートフォリオを公
開したりする機会があって、改めて考えさせられた。
 う〜む。ほかの回答者のを見ると、それぞれの専門家が違う答えをしている。
ひとりひとりのコメントを読むと、なるほどその人がそのポートフォリオを推
奨している、あるいは保有している理由も納得できる。
 だが、しかし・・。これから投資を始めようとする人は、いったいどのポー
トフォリオを目指せばいいのか、混乱してしまうのではないか。

 そこでまず、多くの専門家が共通して提唱している、ポートフォリオの基本
を以下にまとめてみた。これは、必ずおさえておこう。

1、すぐに使うお金は投資に回さず、預金・MMFなど安全で流動性のある
  もので運用する。
2、値動きのある商品には、長期資金で投資する。
3、国内だけではだめで、海外の商品を入れる
4、海外は株式と債券を両方入れる
5、値動きのある商品に投資する割合は、投資経験が高いほど大きくなる

■ 割合が違ってくる理由

 以上の視点は同じなのに、なぜ割合が変わってくるのか。
 ひとつは、資金の総額だ。
 生活水準が同じなら、金融資産が100万円のときと5000万円のときでは、すぐ
に使うお金や、万一のときにそなえておきたいお金の割合は、前者の方が高く
なる。つまり、資金額が大きいほど投資型の商品に回せる割合は大きくなる、
より大きなリスクがとれるようになるのだ。

 もうひとつは投資経験の差だ。
 私は、いつも投資の初心者を想定してポートフォリオを提唱しているので、
他の専門家に比べると安全な資産(預金や国内債券)の割合が高いのが特徴だ
と思う。
 長期資金というときも、初心者を想定して「10年以上先に使う予定のお金」
としているが、人によっては長期資金を5年以上、3年以上とする人もいる。
投資経験が十分にあり、資金量が豊富な人を想定するならそれでいいだろう。

 そして、その人の相場観。
 株式や景気に強気の人は、株式の割合が高くなる。円高を予想する人は、海
外資産の割合を低めにするだろう。一方で相場は予想できないものという前提
で、どういう状況でもポートフォリオの割合を変えない人もいる。これもひと
つの相場観で、私はこれに近い。

■ 自分に近いモデルへの推奨ポートフォリオをみつける

 なので、専門家の「おすすめポートフォオ」を読んで自分の参考にしたいと
きには、まず次の2点に注意したい。

・どのくらいの資金を持った人に向けての提案か
・どのくらいの投資経験がある人にむけての提案か

 自分の資産額、自分の投資経験と近いモデルポートフォリオを見つけられれ
ば、大いに参考になるだろう。逆にこれを読み誤り、資産も経験もほとんどな
いのに、投資経験豊富な富裕層向けポートフォリオを目指すと、大変なことに
なる。

・どういう相場観を持っているか 
 という点も、もちろんチェックしたい。「この相場観の上にこのポートフォ
リオ」という組み立て方に納得できれば、今後も定期的にその人の発言をチェッ
クすることで、自分のポートフォリオの修正に役立てることができるはずだ。

 50代と一口に言っても、資金額や投資経験、相場観はひとりひとり違う。自
分を冷静に見つめて、自分にぴったりのポートフォリオを見つけたい。

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