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10年後に笑う!マネープラン入門

2007年10月10日

体力と健康に投資しよう

■ 保険料は無駄になるのがいい

 定年まで10年を切るころになると、体力・気力の衰えを実感する人も多い。
健康への不安が大きくなると、保険への関心が高まる傾向があるようだ。
 入院にそなえる「医療保険」だけでなく「がん保険」や「死亡保険」などに
加入したり保障額を増やそうとする人もいるが、50代以降に必要な保障額が増
えるということはまずない。保障が切れないように気をつけることは大切だが、
むしろ、不安にまかせて保険を増やさないよう注意したい。

 保険の相談を受けるたびにお話しているのは、「保険料は無駄になるのが
(モトがとれないのが)幸せなんですよ」ということ。つまり、保険金や給付
金を受け取らなくてすむのが、いいことなのである。払いっきり(掛け捨て)
になっても納得できる額に保険料を抑えることがポイントだ。

 それから、病気に備える=保険に加入するだけととらえず、50代は特に、予
防に気を配りたい。気をつけていても避けられない病気もあるが、本人の注意
と努力で避けられる可能性が高いものもある。いわゆる生活習慣病がそれだ。
栄養バランスのとれた食事を腹八分目にとり、規則正しい生活をして、適度な
運動をすると、かなり予防できるといわれる。

■働き盛りの健康管理は難しいが

 しかし働き盛りのサラリーマンは、なかなかそうもいかない。長時間労働や
公私の付き合い、自分の気分転換も含めて、不規則な生活で食べすぎで運動不
足、というライフスタイルを不本意ながら続けている人も多いだろう。

 ところが見回してみると、自営やフリーランス、会社の経営者という人は、
多忙でも自分の健康管理には人一倍熱心だ。「体が資本」ということを身にし
みて知っているので、健康や体力への十分な投資をおこたらない。いつ寝てる
の?という人も、きいてみると必ず自分なりの健康法を実行している。

 その結果は、50代くらいではっきりと出てくる。「筋肉が衰えて腹ポッコリ、
中性脂肪値が高いサラリーマン」VS「鍛えられた筋肉があって脂肪の少ない自
営業者」という図式だ。若々しさもずいぶん違ってくる。

 以前、金融自由化とは何かという質問に、よくこう答えたものだ。
「金融自由化とは、公務員が自営業に転じるようなもの。国まかせが通じなく
なり、すべてが自己責任となることだ」 キーワードは自己責任。

 健康や体力というのは、本来、自己責任だ。ところが20代30代のうちは体の
手入れを怠っていても、若さでカバーできる。じわじわと体力が衰えて脂肪が
増えてもなかなか気がつかない。企業に勤めていると、何かあったら会社が面
倒を見てくれるだろうと、無意識のうちに安心してしまいがちだ。
 ツケは50歳を過ぎた頃に出てくる。糖尿病や高血圧、肥満、体力の衰え・・。
 
■健康法も投資も実践してこそ

 十分な財産を作り、保険で万全を期して定年を迎えても、体がいうことをき
かなくては楽しく暮らせない。逆に健康なら、お金がちょっとばかり足りなく
てもなんとかなるものだ。

 健康には、誰でも自営業のつもりで取り組もう。
 今は健康雑誌もたくさんあり、情報はネットでもすぐ手に入る。ただし健康
法も投資と同じで、読むだけで「実践」しなくては効果がない。いろいろやっ
てみることで、自分にぴったりの方法が見つかるだろう。
 投資と同じで「10年後20年後にこうありたい」を思い描いて目標を設定でき
れば、途中でちょっと挫折しても、また続けることができるだろう。ウエスト
サイズや体重は具体的な数値目標になる。

 悠々自適な生活のため、大切なのは先のばしにせず1日も早く始めることだ。


中村芳子
ファイナンシャル・プランナー/アルファ アンド アソシエイツ代表
http://www.al-pha.com/fp/

※本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、マネックス証券の意見
ではありません。

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