「マネックス資産設計ファンド」は、内外の株式、債券、不動産という6つ
の資産に分散投資し、各資産への投資はそれぞれのインデックスに連動を目
指すマザーファンドへの投資の形を取っていることが特徴の投資信託です。
マネックス資産設計ファンド<育成型>
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kihon/guest?MeigCd=++0035020000
このようなインデックス運用のバランス型ファンドの存在価値については、
否定的な意見を持っている専門家の方がいらっしゃいます。しかし、私は個
人投資家には必要な商品だと思っています。
「資産設計ファンド」を自分で作ろうとするとどうなるか?
http://lounge.monex.co.jp/column/shisan/2009/02/06.html
必要性の有無よりも、実際にどのような運用になっているかという中身を
議論する段階に来ているのです。
■「マネックス資産設計ファンド」に本気で向き合ってみる
このようなインデックス運用のバランス型ファンドは、各社が様々な商品
を販売するようになりました。ネット証券はマネックス証券以外の大手各社
もそれぞれの専用ファンドを立ち上げていますし、セゾン投信のような直販
でバランス型ファンドを販売しているところもあります。
実は今回、「マネックス資産設計ファンド」に関するオンラインセミナー
に参加することになりました。
『マネックス資産設計ファンド』の新アセット・アロケーションについて
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1154
「マネックス資産設計ファンド」はこの手のファンドの草分けのような存
在ですが、設定から2年以上が経過し、商品性について、私自身も次のよう
な疑問を持っているのです。
<質問1>ナゼ、新興国が投資対象に入っていないのか?
外国株式、外国債券については、インデックス運用で資産配分されていま
すが、どちらも先進国だけのインデックスです。新興国株式や新興国債券の
インデックスファンドが買えるようになっている現在、新興国を投資対象に
入れていないのは、意図的なものか、それとも当初設定時の制約によるもの
なのか、確認したいものです。
<質問2>ナゼ、コモディティが投資対象に入っていないのか?
資産の種類としては株、債券、不動産と投資対象が幅広く分散されていま
すが、ナゼか原油、金などを含むコモディティ(商品)は含まれていません。
商品のインデックスファンドは直接投資できないという制約がありますが、
ナゼ組み入れをしないのかについて本当の理由を聞いてみたいものです。
<質問3>イボットソンのアドバイスは投資リターンに貢献しているのか?
「マネックス資産設計ファンド」が他のバランス型ファンドと異なるポイ
ントとして、イボットソン・アソシエイツ・ジャパンからのアセットアロケ
ーションの助言を受けていることがあります。過去データに基づき、最適と
判断する比率を計算し、それを基本の配分比率にしているのです。
このような資産配分の決定によって他のファンドのようにわかりやすい比
率で運用する場合に比べ、高いリターンは実現できているのでしょうか。つ
まりイボットソンのアドバイスには付加価値があるのか、という疑問です。
今回のセミナーはせっかく参加するのですから、単なる運用状況の報告や
アセットアロケーションの話だけではなく、できる限りご覧になる方の疑問
を解決できる内容にしたいと思っています。
そこで、アンケート画面を作成してもらい、事前に個人投資家の皆様から
広くご意見を承ることにしました。
「マネックス資産設計ファンド」セミナーに関するアンケート
https://research-ssl.ann-kate.jp/open/?key=fbs79xAZ5NTRLBwK
(全てのご質問に回答できない場合もありますので予めご了承ください)
ファンドを保有されている受益者の方も、これから購入を検討している投
資家の方も是非ご覧頂ければ幸いです。
では来週の木曜日の夜にお会いしましょう。
<追伸>
資産設計に関しては下記のコラムもご参考になさってください。
これからの投資をどうするのか?一緒に考えてみましょう
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news903s.htm
投資手帳ブログでは毎週投資のヒントが更新されています。動画も見られます
http://d21blog.jp/investment/
今回の話のまとめ---------
■ インデックスバランス型ファンドは中身の議論をする段階になった
■ 「マネックス資産設計ファンド」にも運用方法の疑問がある
■ セミナーで聞きたいことを事前にメールで送ってみよう
では、コラムはまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織
の意見ではありません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

