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臼田琢美のマーケット万華鏡

2017年05月26日

第9回 『何から勉強すればいいか?』への回答/目先のマーケットG7地政学リスク【マーケット万華鏡】

ニコ生でもよく「何から勉強すればいいか?」というご質問をいただきます。そこで今回は学んでほしいもの参考になるものをいくつかご紹介します。そして最後に結論を。

◆経済の状況を正しく把握しておくことは、基本的な投資行動を決める上でとても重要です。この他にも、色々な情報やレポートや調査がありますが、「経済・物価情勢の展望」と「月例経済報告」この2つをキチンと見ておけば、概ね事足りるはずです。

月例経済報告/内閣府
 →  5月(48KB)

内閣府による経済状況の判断と政策方針。これ見ずに投資することなかれ。

経済・物価情勢の展望(展望レポート)/日銀
 →  2017年4月(基本的見解) [PDF 392KB]

年4回日本経済の現状と今後の見通しをチェック。これだけで良いくらい必読。

金融システムレポート/日銀
 →  金融システムレポート(2017年4月号)概要 [PDF 1,354KB]

金融市場や金融機関等の状況が分かる。リスクやバブルの確認に。

内閣府の政策/内閣府

銘柄やテーマ探しのヒントに。会議の出席者を見るだけでもヒントが見つかるかも。


◆資産運用の基礎的な知識は、まず教科書的な入門書を数冊くらいは読みましょう。「儲かる方法」的なものではなく、面白くなさそうなマジメなものの方が良いです。ルールや状況は変化しているので、数年以上前のものは注意が必要です。情報/知識を仕込むのが、目的の場合はできるだけ新しい書籍にしましょう。逆に考え方やノウハウなど、普遍的な内容は古くても大丈夫というか、むしろ良い場合もあります。
ある程度基礎的な知識が付いたら、あとは各自の目的や興味に合わせて、色んな本を読んだりセミナーに行ったりしましょう。一つアドバイスするなら、「悟らない」ことです。学び経験を積んでいくと、色々分かるようになりますが、ゴールやこれで間違いないといったものはありません。一生勉強です。

投資を知る・学ぶ/日本取引所グループ
マネックスラウンジ


◆インターネットは役立つ情報の宝庫。私が初めて株式投資のホームページを開設した、1996年2月、日本には株式投資のホームページは、まだ5つくらいしかありませんでした。Yahoo! Japanも無かった時代です(笑)
それから20年以上経ち、今では数え切れないほど沢山のサイトがあります。有効活用しましょう。
私が一つ意識しているのは、なるべく海外の情報に触れるようにしていることです。日本ではあまり報道されないニュースが現地では話題だったり、文化の違いを知ることだったり、トレンドを知ることだったり。意識して見るようにしないと気付かなかったり気付くのが遅かったりしかねません。

株探
 →  人気テーマ【ベスト30】
データ、情報、ニュース等充実。関連銘柄探しに役立つ。

「広瀬隆雄のやっぱり米国株」 米国株ウィークリーレポート
米国株はもちろんマーケットの先行きを考える上でもとても参考になる。

日本経済新聞

ロイター

ブルームバーグ

THE WALL STREET JOURNAL.

BBC News Japan

CNN

Google翻訳

海外サイトもこれで大体のことは分かる

会社四季報ONLINE

ダイヤモンド・ザイONLINE

TRADER'S WEB


最後にまとめとして。なるべくニュースソース、原本を見るようにしましょう。ニュースや報道もありがたいのですが、そこには人の解釈が入ったり重要なものが抜け落ちたりする可能性があります。それは良い面もあるのですが、やはり自分で見て、自分で考え、判断し行動する。投資においてはこの原理が重要です。
例えば、月例経済報告のニュースで、概要や世間での捉え方を知り、それで終わりでは無く内閣府のWebに行きレポートそのものを読む。月に1回だけのことです。ぜひ、これからずっとずっと毎月読むようにしてください。きっと貴方の血となり肉となると思います。


●目先のマーケット

日本時間で今夜5月26日からG7サミットが開幕。テロ対策が協議される見込みで、地政学リスク等に動きが出てくる可能性も。イギリスのテロと北朝鮮の挑発は、G7等に次なる一手を進めさせるに充分な脅威となったはずです。関連銘柄が、物色される可能性も。
4月以降大きく動いたマーケットも、やや一服。先週の下落からジワジワ戻し、一旦は続落の不安が遠のいた格好。リンダ・ラシュキのMACDも、わずかだがプラス転換。一目均衡表では、転換線を挟んだ攻防。上昇下落もみあい、あらゆる展開があり得そうな状況だけに動いた方向に素早く乗る順張りのタイミング待ちか。

20170526_usuda_graph01.png

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万華鏡はいくつものスコープスタイルとミラーシステムの組み合わせで、様々な美しい模様を作り出しているそうです。投資やマーケットにおいても様々なスタイルやシステムで異なったアプローチが可能ですし見える風景も違ってきます。色んな人が資産運用を行う上で固定観念にとらわれずマーケットや情報サービスやツールや手法等を活用するヒントをお伝えしたいという思いで「マーケット万華鏡」と名付けました。投資の考え方からマーケット動向のお話やツールの使い方まで、その時々で万華鏡のようなカラフルなテーマをお届けできればと思います。

万華鏡の種類

http://www.brewster.co.jp/type/

コラム執筆:臼田琢美 マネックス証券株式会社 執行役員営業部長

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