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チャートの世界

2008年09月18日

新・第25回 孕み足

図1、2はこちらからご覧ください↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/Shin/20080918.htm

今週は「気迷い線」の一種と見てもいいような「孕み足」を検証して見ましょう。これは図1.に見られるように大きな陽線や陰線が出現した次の日にその値幅の範囲に収まる線が出ることを言います。この際、「気迷い線」とされる「極線」でなくても、その値幅の範囲に収まっていれば「孕み足」となります。

 この「孕み足」の場合、どのように考えれば良いかと言うと図2.の1などは前日の陽線の引けの反動から安く寄り付いたものの、戻り歩調となる、ただし戻りも限定的となる、と言うようなはっきりとしないような感じではないかと思います。前日の安値を割り込むほど売られるわけでもなく、逆に前日の高値を抜けるほど買いも入らない、あるいは売りが多いという状況で、「次」の展開を待ちたいような気になって来るのではないかと思います。

 また、同じく図2.の2も高くなった次の日にその反動で安く寄り付いたものの、1とは違って戻らずに下落となってしまったケースです。でも寄り付きの売り一巡後は前日の安値を割り込むほどに売りが出るわけでもなく、これもまた「次」に相場の方向がどちらに向かうのか、で方向感が決まるような感じになって来るのではないかと思います。

 逆に、3の場合は、前日の大きな陰線で何となく嫌な感じだったのですが、次の日には反動もあって堅調な始まりとなり、寄り付きの買いが一巡した後も比較的堅調、ただし、前日の高値を窺うほどには買いが入らない、あるいは戻り売りが多く前日の高値圏に近づくほどに売りが出る、と言うような展開となったものと思われます。そうかといって前日の安値やその日の寄り付きを割り込むほどでもなく、「さあ次はどっちだ?」と言うところでその日の取引が終わったような状況ではないかと思います。

 図2.の4は大きく売られた次の日に堅調な寄り付きとなったものの、寄り付きの買いが一巡した後はぱっとしない相場となったケースです。この場合も本当に弱い相場であればあっさりと前日の安値を割り込んでしまうのでしょうし、本当に強い相場であれば寄り付きの買いが一巡した後も前日の高値を目指して上昇となるはずでありそうなっていないと言うことはそれほど決定的な売り買いの要因がないと言うこと、あるいは売り買いが拮抗しており、どちらかに動き出すと一斉に動くということなのです。

 また図2.に示したように「孕み足」は「三角保ち合い」とも考えられるので、「孕みは放れにつけ」と言われるのでしょう。来週は、孕み足と反対に小さな線の後に大きな線の出る「包み足」の動きを検証して見ましょう。

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