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チャートの世界

2008年09月25日

新・第26回 包み足

図1、2はこちらからご覧ください↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/Shin/20080925.htm

今週は先週の「孕み足」の反対で小さな「気迷い線」の次に大きな陽線や陰線が出た場合の「包み足」について考えて見ましょう。図1.に見られるような形が「包み足」なのですが、この形が「転換点」とされるのは何故なのでしょうか。

 高値圏でも安値圏でも、陽線でも陰線でも相場の転換点に当たるとされ、確かに「包み足」で天井となったり、底となったりすることが多いのです。高値圏で大きな陰線の「包み足」が出て天井となる(図2.の3、4)ようなケースや安値圏で1、2のような大きな陽線が出て底入れとなることはわかり易いのですが、逆に高値圏で図2.の1や2のような形で天井をつけたり、安値圏で3や4の形で底を付けるところが分かり難いところです。

 図2.の1や2の場合、安値圏で出れば前日の安値や終値を一気に抜け切って、売り物をこなしたことで底入れとなるということがわかり易いと思いますが、3や4が安値圏で出現する場合は一見したところでは戻りかけたところで売り直された格好となって底入れとなるようには見えません。ただ、売り方の立場からすれば、いったんは「嫌なところ」があったわけで、今度は「早めに買い戻そう」などと言う考えも出て来るのでしょう。

 また、安いところで買おうと思っていたものが戻りかけたところで売り直され、「やっぱり駄目だ!」と一斉に売りが出たことで前日の安値を割り込み、そこでもう売り物が出切って(短期売買の売りも、中長期の売りも)しまった可能性が出るのです。ですから、こうした陰線の後に高く寄り付いて来ると早め早めに買おうという動きが強く、この形で底値を付けることになるのです。

 逆に1、2の形が高値圏で出現するとどうでしょう?普通に考えればいったん売り物をこなして大きく上昇したのだからもっともっと上がるかもしれない、と考えそうです。ただ、そう考える人が多いということは空売りしていた人も「今のうちに買っておかなければ」と慌てて買ったのでしょうし、「どこか押し目でも待とうと思ったのだけれど押し目はなさそうだから買ってしまおう」と言うような買いも入り、陽線となったのです。

 つまり、これ以上買う人がいなくなってしまった可能性があるのです。こうした後に今度は気迷い線が出て「三川」となったり、「孕み足」から下落したりするケースも良くあるケースなのです。ちょっと見た感じでは不思議なのですが、その時の市場参加者の心境になってみると何となく、買い難い、売り難い感じがわかるのではないでしょうか。

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