[ ここから本文です ]

フィデリティと考えるこれからの投資

2006年02月08日

企業の変化を見逃さない〜投信で日本株を(後編) 

Corporate earnings drive the stock price.---「企業業績が株価を決める」
ということを今まで何度も訴えてきました。1月に調整が入りましたが、上場企
業の業績には関係ないことだったからこそ短期的な調整でマーケットは落ち着
きを取り戻しました。

 では、もっと長い目で見たらどうでしょうか? 年が明けるたびにご紹介して
きましたが、昨年末までの10年間の日本株の動きを振り返ってみましょう。長
期で見ると、個々の企業の株価はマーケット全体の動きにはとらわれないとい
うことがはっきりします。対象となる銘柄は2005年末に東証一部に上場してい
た企業で、10年前(つまり1995年末)からどこかしらの市場で取引されていた
1,373銘柄です(出所: ブルームバーグ、分割は考慮、配当は考慮せず)。こ
の10年間、上昇した銘柄と下落した銘柄を分けてみると、次のようになります。

上昇した銘柄 707社(+93.3%)
下落した銘柄 666社(▲34.1%)

 ご覧のように、上がった銘柄と下がった銘柄の数はほぼ半分ずつになります。
下がった銘柄の平均騰落率は3割以上の下落となっているのに対し、上がった銘
柄は平均で倍近く上昇しています。ちなみに、同じ期間のマーケット全体の動
きはといいますと─

日経平均 ▲18.9%
TOPIX +4.6%

 やはり日経平均やTOPIXというのはあくまで“平均”であって、個々の企業の
動きはばらばらなんですね。「森よりも木を見よう」とはよく言われることで
すが、上昇と下落を繰り返すマーケットの荒波にもまれてここまで差が出ると
いうのは、株価はマーケット全体の動きではなく、個々の企業の要因によって
動くと考えたほうがよさそうです。ご参考までに、この10年間の上昇率が1,000
%を超えた5銘柄を列挙してみましょう。バブル崩壊という大きな出来事を経て
も、業績をしっかりあげている元気な企業の代表格といってもいいでしょう。

1. ヤマダ電機 (+1540.0%)
2. レオパレス21 (+1515.1%)
3. ライトオン (+1482.0%)
4. 住商リース (+1151.5%)
5. 日本電産 (+1075.3%)

 では、実際に株式投資する場合はどうしたらいいでしょうか? 「銘柄選びに
自信がある」という方はもちろんご自身で個別銘柄への投資にチャレンジすれ
ばいいでしょう。「いやー、銘柄選択はやっぱり難しいなあ・・・」という方
は投資信託という器をご利用になることをお勧めします。投資信託を利用する
と、企業調査を行う専門家(アナリスト)と銘柄選びと株式売買の専門家(ポ
ートフォリオ・マネージャー)に運用をお任せする形になり、銘柄の選別が難
しいとお考えの方にはぴったりの金融商品です。

 これまで200回にわたって連載してまいりましたが、「これからの投資」とい
う大きなテーマを理解する一助となりましたでしょうか? 最近「景気回復」と
いう言葉が使われるようになりましたが、これは企業業績の回復が原動力になっ
ていることは疑いの余地がありません。いままで苦しんできた多くの企業がま
さに“変化”しているわけで、この変革を捉えることが「これからの投資」に
必要だと思います。それが大きな果実となって投資家のみなさまが手にするこ
とができるように、今こそ新たな一歩を踏み出すときではないでしょうか。

口座開設をお考えのお客さま

口座開設・資料請求(無料)

全てのお取引はこちらから

ログインはこちら

 マネックス証券からのご留意事項

「フィデリティと考えるこれからの投資」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。

マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

↑画面上部へ