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マネックスシグナル運用担当者の本音

2017年02月10日

第16回 米国株が堅調 【マネックスシグナル運用担当者の本音】

1月27日から本日2月10日までのマーケットは、引き続き米国が主役のマーケットでした。米国のダウ平均株価指数は、昨日2月9日に、史上最高値を更新しています。昨日は、トランプ大統領が、「驚異的な」減税政策を数週間以内に発表する、と発言したことが材料視されました。2月1日に発表されたISM製造業景況感指数は56をマークし、2月3日に発表された雇用統計も、非農業部門の雇用者数が22.7万人の増加という強い数字でした。1月末にピークを迎えた米国企業決算については、S&P総合500種指数採用企業の2016年第4四半期(10月~12月)決算が、前年同期比で8.0%の増益となる見通しです。これらの結果を受けて、 VIX指数(外部サイトへ遷移します)は低位で推移しました。新政権の政策への期待も大きいのですが、実際に発表された堅調な経済指標と企業収益を背景として、米国株は堅調な展開になっていると思われます。

2月1日のFOMCでは3月の利上げの示唆はなく、先物市場が織り込んでいるFRBの3月利上げの確率(外部サイトへ遷移します)は、約9%まで低下しています。このマーケット参加者の予測が、米国金利の上昇をストップし、それが米ドル/円の為替に下向きの圧力を加えているため、日本株は年初の高値を抜けられない動きになっています。日本株は、米国金利と米ドル/円の為替に従属的な動きになっており、引き続き米国が世界のマーケットを動かす中心になっていくでしょう。企業の決算発表を通過したので、米国政府の新政策とFRBの金融政策が今後の主要なテーマになっていくと思われます。

マネックスシグナル米国株は、決算発表後のトレンドに追随するロボットのUSEQ_04が主役となって、活発に売買を行っていますが、決算発表がピークを越えたので、今後はシグナル数が減っていくと考えられます。シグナル数は多かったのですが、パフォーマンスは、マーケット全体のボラティリティが小さいので、小幅の利益に留まっている状態です。月初にはマーケットの小さな下落に巻き込まれる形で、損失が出ていたのですが、ここ数日で取り返したのは良い動きでした。小幅の利益の積み上げも大事なので、引き続き安定した運用を目指していきます。

マネックスシグナルの日本株アウトライト戦略も、企業決算の発表にタイミングを合わせる形で、活発な売買を行っています。マーケット全体のボラティリティが低いので、空売りのシグナルは出ない展開となり、低いボラティリティの環境にマッチした買いのシグナルで上を攻めている状態です。決算発表後のトレンドに追随するロボットのLong154が主役なのですが、下落してきた銘柄の押し目買いを逆張りロボットのLong153で狙うシグナルも目立っています。堅調な米国経済と低いボラティリティ、日銀のETF買いがサポートで、円高とトランプ大統領の突発的な発言による米国の分断がリスクと考えています。

筆者が担当しているマネックスシグナルの日本株アウトライト戦略米国株については、リンクの紹介サイトとスペシャルサイトがございますので、ご興味をお持ちの方は、是非ご一読下さい。

コラム執筆:高井 克実
野村證券やBNPパリバ東京支店等でディーラーとして活躍。
現在はトレード・サイエンス株式会社で、マネックスシグナルの開発・運用を担当。


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