[ ここから本文です ]

マネックスシグナル運用担当者の本音

2017年07月14日

第25回 膠着とジリ高の展開 【マネックスシグナル運用担当者の本音】

本コラムは、マネックスシグナルの運用担当者が、隔週でマーケットとマネックスシグナルについて本音で語ります。

6月23日から本日7月14日までのマーケットは、米国のダウ平均株価指数が小幅ながら史上最高値を更新しました。決算発表前の利食いとみられる売りや、トランプ大統領のロシアゲート疑惑などで、米国のナスダック指数が調整する場面もありましたが、堅調な経済指標と企業収益の予想に支えられて、世界的に株式マーケットは堅調でした。

月初に発表された米国の経済指標は、ISM景況感指数が製造業、非製造業それぞれ、57.8と57.4という高水準であり、更に雇用統計は22.2万人の雇用者数の増加という強い結果でした。本日から米国企業の第2四半期の決算発表が本格的に始まりますが、S&P500構成企業の前年比利益は、7.8%の増加が予想されています。

米国経済のファンダメンタルから株式を大きく売る大義名分はなく、トランプ大統領のロシアゲート疑惑も大きな材料になっていないことから、 VIX指数は、10近辺の低位が継続しており、売り材料のないなか、株式マーケットは、膠着とジリ高の展開になりつつあります。

前回のコラムで米国の保有資産縮小が、次の材料になりそう、と記述しましたが、金融緩和解除の動きは、欧米各国に広がっています。欧州中央銀行(ECB)、英国のイングランド銀行(BOE)、カナダ中央銀行(BOC)で、量的緩和の解除や利上げの動きが出ており、日本の日銀だけが、量的緩和を緩めることなく継続する状況になってきました。各国の中央銀行の政策からは、円高にはなりにくい状況で、これは日本株のサポートになるかもしれません。しかしながら、このサポートには、黒田日銀総裁の任期切れに伴う次期総裁の人事が大きく関わってきますので、そこは注意が必要です。

マネックスシグナル米国株は、スケジュール的に決算発表待ちの期間で、新規シグナルは3個にとどまりました。来週からは、決算発表後に順張りの買いを仕掛けるロボットのUSEQ_04が活躍しそうなのですが、VIX指数が10を切って低下してくると、ボラティリティが低すぎるという条件で、シグナルを見送る可能性もあります。これはVIX指数が10以下のマーケットのデータが極めて少ないため、過去の検証に将来の再現性を期待できない、という、あらかじめロボットに組み込まれた判断になります。2013年からマネックスシグナル米国株を担当しているのですが、ここまでボラティリティ(VIX指数)が低い状態が継続するのは初めてです。シグナル数が少なくなってしまう可能性もあるのですが、勝負をしない勝負もある、ということも、どうかご理解ください。

マネックスシグナルの日本株アウトライト戦略は、新規のシグナルがありませんでした。日本株のボラティリティの低下も顕著であり、TOPIX株価指数の20日のヒストリカルボラティリティ(年率)は、10%を割り込んで7%台まで低下しています。日本株アウトライト戦略のほとんどの新規シグナルは、ボラティリティが低すぎるという条件で、抑制されている状況です。もちろん動いている個別株はあるのですが、日本株全体のボラティリティがあまりにも低く、過去の検証に将来の再現性を期待できない、という、マネックスシグナル米国株のロボットと同様の判断になっています。


筆者が担当しているマネックスシグナルの日本株アウトライト戦略米国株については、リンクの紹介サイトとスペシャルサイトがございますので、ご興味をお持ちの方は、是非ご一読下さい。

コラム執筆:高井 克実

野村證券やBNPパリバ東京支店等でディーラーとして活躍。
現在はトレード・サイエンス株式会社で、マネックスシグナルの開発・運用を担当。


◆マネックスシグナルに関するご留意事項◆

マネックスシグナルは、投資の参考情報として、ロボットの判断を提供するものです。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。本サービスのご利用にあたっては、投資顧問契約が必要になります。ご契約に際しては、投資顧問契約書、契約締結前交付書面および以下のご留意事項をご確認ください。

・マネックスシグナルのご利用にあたっては、月額3,000円(税抜)を上限としたご利用料がかかります。
・新規売り注文を行う場合には、証券総合取引口座とは別途、信用取引口座の開設が必要になります。信用取引はリスクの高い商品のため、お客様の投資方針によっては適合しない場合があります。また、信用取引口座の開設には審査があり、審査の結果によって口座開設申込をお受けできない場合があります。
・取引規制などにより銘柄によってはお取引できない場合があります。
・取引可能な銘柄でも注文条件、マーケットの状況等により、注文が約定しない場合があります。
・マネックスシグナルで利用されているトレード・サイエンス株式会社の投資分析アルゴリズム(ロボット)は、日本株ロボット運用投信(愛称:カブロボファンド)を運用するロボット(カブロボ)とは異なります。そのため、マネックスシグナルで利用されるロボットの投資判断、選定銘柄はカブロボの投資判断、運用銘柄とは異なります。
・アルゴリズム分析の結果、銘柄情報が配信されない場合や新規シグナルが売りまたは買いの一方に片寄る場合があります。
・ロボットはパフォーマンスなどにより対象から外れる場合があります。また、逆にロボットが新規に追加されることもあります。
・受信文字に字数制限がある機種(携帯電話等)でメールを受信される場合は、行がずれたり、全文が表示されない可能性があります。
・メールの配信停止、配信先の設定に数日程度かかる場合があります。


◆マネックスシグナル 米国株に関するご留意事項◆

マネックスシグナル 米国株は、投資の参考情報として、ロボットの判断をメールで提供するものです。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。本サービスのご利用にあたっては、投資顧問契約が必要になります。ご契約に際しては、投資顧問契約書、契約締結前交付書面および以下のご留意事項をご確認ください。
・「マネックスシグナル 米国株」のご利用にあたっては、月額500円(税抜)のご利用料金がかかります。
・日本が非営業日の場合、米国市場が営業日であってもシグナルのメール配信は行われません。日本の翌営業日に非営業日に発生したシグナルをまとめて配信いたします。
・「マネックスシグナル 米国株」では、プレ・マーケット、アフター・マーケットは考慮しておりません。
・米国上場有価証券の売買を行うためには、証券総合取引口座とは別に、外国株取引口座の開設が必要になります。
・取引規制などにより銘柄によってはお取引できない場合があります。
・取引可能な銘柄でも注文条件、マーケットの状況等により、注文が約定しない場合があります。
・「マネックスシグナル 米国株」で利用されているトレード・サイエンス株式会社の投資分析アルゴリズム(ロボット)は、日本株ロボット運用投信(愛称:カブロボファンド)を運用するロボット(カブロボ)、また「マネックスシグナル」「マネックスシグナル 先物」で投資判断を行っているロボットとは異なります。
・アルゴリズム分析の結果、シグナルが発生しない場合は「なし」と配信されます。
・ロボットはパフォーマンスなどにより対象から外れる場合があります。また、逆にロボットが新規に追加されることもあります。
・受信文字に字数制限がある機種(携帯電話等)でメールを受信される場合は、行がずれたり、全文が表示されない可能性があります。
・メールの配信停止、配信先の設定に数日程度かかる場合があります。

口座開設をお考えのお客さま

口座開設・資料請求(無料)

全てのお取引はこちらから

ログインはこちら

 マネックス証券からのご留意事項

「マネックスシグナル運用担当者の本音」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。

マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

↑画面上部へ