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相場雑感

2009年03月18日

2009年3月18日(水)

 米国市場が戻り歩調となっています。先週にシティグループ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカといった大手金融機関が相次いで1~2月が黒字になったと発表したことから米金融機関の業績・財務に対する過度に悲観的な懸念が後退したことに加え、「アップ・ティック・ルール」といわれる空売り規制の再開や時価会計見直しへの期待、さらに予想を上回る経済指標の発表などもあり堅調な展開となっています。昨日もNYダウは180ドル近い上昇となり7,400ドル手前まで回復しています。

 米国市場の上昇を受けて日本市場も大きく水準を切り上げており、先週にはみられた底割れ懸念や下値不安が大きく後退し市場心理は大きく改善することになっています。日経平均は先週前半にバブル崩壊後の安値水準である日経平均の7,000円割れまであと一歩の水準まで下げていたものの、その後7,400円、7,600円、7,800円といった節目で揉み合うこともなくあっさりと抜けています。そして本日には日経平均が心理的な節目である8,000円の大台を一時回復する場面もあり、日本市場はこの間の米国市場の上昇を上回る戻りをみせています。

 日本市場が米国市場を上回る上昇をみせているのは、日経平均が急速に水準を切り上げるなか売り方の買戻しが膨らみ踏み上げ相場の様相を呈しているためです。主力銘柄のなかには売りが積み上がっていることから信用倍率が大きく低下しているものが多くみられます。昨日も前日の米国市場が小幅反落となるなかで日本市場は日経平均が200円を超す上昇となりましたが、信用倍率が0.2倍となっている京セラや村田製作所などの値がさ株を中心に買い戻されたことが指数の上げ幅を広げる結果となりました。

 日経平均が8,000円を一時回復したことで、1月高値から先週安値までの下落の半値戻りの水準に近づいたことや、先週前半の安値水準から僅か一週間程度で900円以上値上がりしていることもあり一旦はスピード調整があってもおかしくはないのでしょう。本日も日経平均が8,000円を付け達成感もあり利益確定の売りなどから反落となる場面もみられました。調整となれば日経平均が13日と16日に空けたマドを埋めることになる7,571円程度まで一旦は下げる可能性も考えられます。しかし、日経平均が節目である7,600円水準を維持できれば戻り歩調は継続しているとみていいのでしょう。

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