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特集1

2017年04月11日

第151回 窓について(下落パターン) その128 【福永博之の今さら聞けないテクニカル分析講座】

みなさんこんにちは。株式会社インベストラストの福永博之です。今回も前回に続き窓について解説します。
前回の内容をみなさん覚えていますか?前回は、3月後半にあけた窓が埋められないまま推移していることから「窓を埋められない理由とその後に予測される値動きについて」考えてみましょう、というものでしたが、「なぜ窓を埋めることができないのか」考えてみましたか?
それではその解説を行いたいと思います。

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窓を埋めることができない理由やその後の動向についてですが、過去の値幅の範囲内で形成された窓は、「コモンギャップ(普通の窓)」で、直ぐに埋めてしまうというのがその特徴でしたが、今回の窓は直ぐに埋めることができなかったばかりか、窓が形成されてから一週間以上経過しても埋めることができずに推移しているのが分かります。
このように、「コモンギャップ(普通の窓)」と見られていた窓が埋められないときは、それだけ「戻りが弱い」、または「売り圧力が強い」ということになります。
また、「戻りの弱さ」や「売り圧力の強さ」が分かる場面もありました。それは、3月24日に75日移動平均線を上回ったものの、下向きに変化した25日移動平均線に接近したところで押し返されて終えている場面です。
また、同月29日にも75日移動平均線に接近する場面がありましたが、ここでも75日移動平均線が上値の抵抗になって窓を埋めることができずに押し返される結果となっているのが分かります。
このように株価が戻って窓を埋めようとするところで、窓を埋めきれないのは、売り圧力の強さ(今回は25日や75日移動平均線が抵抗となった)があったということになります。
そのため、今回のような窓は「コモンギャップ(普通の窓)」に見えていても、埋められないと分かった時点で、「押し目買いをしてはいけない」ことになるのです。
その証拠に、窓を埋められなかったあとの株価を見ると結局下落基調になっています。また、残念ながら1月24日につけた今年の安値(終値ベース)を割り込んでしまったことから、年初来安値を更新していると同時に、下降トレンドが発生しているのが分かります。
このように、窓をあけて下落したあとコモンギャップに見えても埋められない場合、窓が発生した方向にトレンドが発生することがあるため、押し目買いは控えるというのがその考え方になりますので覚えておきましょう。

コラム執筆:福永 博之 株式会社インベストラスト代表取締役

http://www.itrust.co.jp/recom/index.php

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