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特集1

2017年04月12日

第118回「レイ・ダリオ氏のポートフォリオは8割がETF」 ETF解体新書

こんにちは。晋陽FPオフィス代表のカン・チュンドです。時間に余裕のある方にご覧いただきたい動画があります。それは『30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio』です。
この動画を見れば、1.経済はシンプルな活動の集積である。2.人、会社、政府機関の信用(クレジット)による借金が経済を拡大させる。(ただし、信用による支出が拡大し過ぎると)3.バブルが発生し、金融危機を招く。以上のことが明瞭に理解できます。
上記の動画を作成したのがレイ・ダリオ氏です。ダリオ氏は世界最大級のヘッジファンド、「ブリッジウォーター・アソシエーツ」の創設者です。

『iBillionaire』というサイトを見ると、レイ・ダリオ氏をはじめ、ウォーレン・バフェット氏(バークシャ・ハサウェイ)や、ジョージ・ソロス氏(ソロス・ファンド・マネジメント)のポートフォリオの中身を確認することができます。ダリオ氏率いる「ブリッジウォーター・アソシエーツ」のポートフォリオも同様で、以下のような複数のETFを中心に構成されています(%はポートフォリオ内の組み入れ比率。2016年12月時点)。

・バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)31.34%
・iシェアーズMSCI エマージング・マーケッツETF(EEM)23.17%
・iシェアーズ Core エマージング・マーケッツETF(IEMG) 2.30%
・SPDR トラストシリーズ1(SPY)21.44%

・iシェアーズ MSCI ブラジル・キャップトETF(EWZ) 1.68%
・iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF(EWY)0.94%
・iシェアーズiBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(LQD)1.09%

一言でいうと、ブリッジウォーター・アソシエーツは「新興国」に強気と云えます。VWO、EEMという、新興国株式を網羅する2つのETFだけで運用ポートフォリオのおよそ54%を占めます(すべてのETFを合わせると運用資産の8割を超えます)。
VWO、EEM が投資対象とする国々は、ほぼ重なっています。あえて違いを強調すると、VWOのほうは連動を目指す「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックス」内には韓国が含まれていません(一方、EEMでは組み入れられています)。また、VWOは中国A株を含みますがEEMは含んでいません。
また、ブリッジウォーター・アソシエーツは、国別株式として、ブラジル株式ETF、韓国株式ETFを組み入れているのも特徴的でしょう。また、先進国株式は、SPYでアメリカ株式に特化しています。債券ETFであるLQDは、信用リスクに留意しながらある程度の利回りを希求できるETFと云えるでしょう。
レイ・ダリオ氏率いる「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の詳細ポートフォリオは
『iBillionaire』のサイトで確認できます。

コラム執筆:カン・チュンド

晋陽FPオフィス代表

2000年にFP事務所を開業以来、資産運用に特化したセミナー、コンサルティング業務を手がける。

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