[ ここから本文です ]

特集1

2017年04月18日

第152回 窓について(下落パターン) その129 【福永博之の今さら聞けないテクニカル分析講座】

今回も窓についての話になりますが、前回解説したコモンギャップに見えて埋められない窓が発生した銘柄を分析したいと思います。
それではいつものようにチャートをご覧ください。

20170418_fukunaga_graph01.jpg

ではこの銘柄の窓の特徴から確認したいと思います。この銘柄は4月10日の取引終了後に2月期決算の結果が発表されましたが、投資家からの失望を誘い、一気に窓をあけて下落する値動きとなりました。
では、みなさんに質問です。この窓について考えたとき、どの種類の窓と考えられるでしょうか。
答えですが...。下方向への窓ですので、下落の窓というのが分かります。また、過去の値幅の範囲内で起こっていることから、コモンギャップと考えることができそうです。
ただ、コモンギャップと想定した場合、コモンギャップは比較的埋めやすいと考えられるところですが、この窓は埋めるどころか、下落方向にトレンドが発生して加速する結果になっているのが分かります。
この点が前回紹介した日経平均株価の窓と共通性があるわけですが、ここでポイントになるのが、2月24日の安値を下回って始まったことではないかと思われます。
また、これまで安値となっていた水準を一気に割り込んで始まったことで、売り圧力が強まるきっかけとなったと考えられそうです。
さらに窓をあけた当日を見ますと、上ヒゲを形成しているのが分かります。これも一旦2月24日の安値に迫ろうとしたにもかかわらず届かなかったことから、売り圧力の強さを示唆することになり、その後の下降トレンドの発生につながったのではないかと考えられそうです。
この銘柄の場合、業績が発表されるまで75日移動平均線を上回って推移するなど、上昇トレンドが続いていたなかであったにもかかわらず、下落して大きな窓をあけた途端に短期的な下降トレンドが発生する結果となっており、今後決算発表が本格化するなかでこうした窓が発生した場合、我慢して保有する方がいいのか、あるいは一旦売ってしまう方がいいのかの判断に役立つと思われますので参考にしてください。

コラム執筆:福永 博之 株式会社インベストラスト代表取締役

http://www.itrust.co.jp/recom/index.php

口座開設をお考えのお客さま

口座開設・資料請求(無料)

全てのお取引はこちらから

ログインはこちら

 マネックス証券からのご留意事項

「特集1」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。

マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

↑画面上部へ