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特集1

2017年05月16日

第156回 窓について(下落パターン) その133 【福永博之の今さら聞けないテクニカル分析講座】

みなさんこんにちは。株式会社インベストラストの福永博之です。今週も窓についてのお話ですが、前回指摘した週初に発生した窓(ブレイクアウェイギャップ)についての続きのお話です。
それではその後のチャートを見てみたいと思います。

20170516_fukunaga_graph01.png

上記のチャートをご覧いただくと分かりますが、3月2日の高値を一気に更新したことでブレイクアウェイギャップと考えられましたが、その後の株価動向を見ますと、2万円に乗せることができずに伸び悩んでいるのが分かります。
この実際の値動きのように、ブレイクアウェイギャップが発生したあとに、上方向にトレンドが加速するのではないかと思われた投資家も多いと思いますが、実際の株価はどちらかというと2万円を手前に押し返される状況になっているのが分かります。
こうした上値の重たい値動きになると、上方向にブレイクアウェイギャップが発生したあと、上昇トレンドが加速すると考えて高値近辺で買った投資家の動向が注目されるところですが、このように上値が重たい状況になっているところで、ブレイクアウェイギャップ以外にエグゾーションギャップに変わる可能性も前回指摘していましたね。
こうした事前の予想があれば、高値掴みにならずに済んだり、高値で買ったとしても、上値が重たいとなれば、一旦売って資金を回収したりすることもできるわけですが、一方で、エグゾーションギャップに変わるかもしれないと予測できなかった投資家は、買ったままずっと持ち続けることになりそうです。
では、今エグゾーションギャップに変わってしまったのか、これが前回の問題になるわけですが、この判断が実際の売買では重要になります。
なぜなら、単純に高値を更新したらブレイクアウェイギャップだと判断して買ってしまうと、高値掴みになってしまい、実際にエグゾーションギャップに変わってしまうと、利益を出すことができないばかりか、損失拡大につながってしまうことが考えられるからです。
では、どうなるとエグゾーションギャップに変わるのかですが、一つは窓が発生してからの伸び悩みです。
このように高値を更新できない状況が続いていることは、エグゾーションギャップに変わる第一段階と言えます。
そして2つ目ですが、これは5月8日の安値を終値で割り込まないことになります。では、今週のこの後の値動きはどのようになるのでしょうか。
次回、2つ目の理由について解説したいと思いますが、どちらに動き出すのか、理由も考えながら今後の動向に注目してください。

コラム執筆:福永 博之 株式会社インベストラスト代表取締役

http://www.itrust.co.jp/recom/index.php

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