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特集1

2017年10月10日

第176回 窓について(下落パターン) その153 【福永博之の今さら聞けないテクニカル分析講座】

みなさんこんにちは。株式会社インベストラストの福永博之です。今回も窓についての話ですが、9月8日に安値をつけてから株価の戻りが鮮明になってきています。
それも、これまで解説してきた窓あけが、今回の戻りのきっかけになっているのが分かります。
では、その後の日経平均株価はどのように推移しているのでしょうか。窓と合わせてチェックしていきたいと思います。

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前回は、「コモンギャップを下回ることがなければ、上昇トレンドに変化はないと考えられますので、年末に向けた値動きに期待が高まることになるかもしれません」と指摘しましたが、その後は指摘した通り配当落ちでコモンギャップがあいたあとの窓を埋めることなく上昇トレンドを続けています。
また、10月3日に小さな窓あけで大幅高となったこともあり、株価は年初来高値を更新する結果となっています。
このように確認してみますと、これまでもお話ししましたが、窓があいてその窓を埋めることがなければ発生した窓の方向に株価は動きやすいということが考えられることになります。
それでは、株価はどこまで上昇すると考えられるのでしょうか。また、どのような状態になれば上昇が止まってしまうのでしょうか。
高値の目途については、今後お話しするとして、株価がいったん天井をつけるときに特徴的な窓のかたちと言えばどのようなものがあったでしょうか。
そうです。エグゾーションギャップ(=消耗ギャップ)です。エグゾーションギャップは、それまでに発生した窓の数で決まるわけでありません。窓の数というよりも、高く始まったあと、値を保つことができずに陰線を形成するなど、いわゆる買いのエネルギーが出尽くしたと考えられるときに発生するものです。
そのため、注意しなければならないのは、エグゾーションギャップが発生するときの状況です。もうお分かりだと思いますが、エグゾーションギャップは最高値で発生することになります。したがって、高値をつけたところで値を保てなくなってきたときは、いくら窓があいたままの状態でも利益確保が必要だと考えられるのです。
さて、株価は2015年6月の高値に向けて突き進んでいますが、エグゾーションギャップには注意し、高値掴みと売りそびれには注意したいところです。


コラム執筆:福永 博之 株式会社インベストラスト代表取締役

http://www.itrust.co.jp/recom/index.php

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