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特集2

2018年01月12日

第8回 フェアな資産運用、3つの要素〜その3【野水瑛介が目指す「資産運用のあたりまえ」】

昨年9月より連載開始したこのコラムも早いものでついに最終回を迎えました。最終回では、フェアな資産運用サービスに必要な3つの要素のうち、最後の「ゴールを設定する」ことの重要性を説明したいと思います。

~フェアな資産運用サービスに必要な3要素~
1)リスクを分散する
2)コストを削減する
3)ゴールを設定する

<いつ始めれば良いのか?何を買えば良いのか?>

資産運用において重要なことは、上記の1)リスク分散と2)コスト削減の2点を意識して、とにもかくにも先ずは始めてみることです。「いつ始めれば良いのか?」や「何を買えば良いのか?」という疑問に対する回答は単純明快です。低コストで構築した世界分散ポートフォリオに長期間に渡って積み立て投資することです。相場が上昇しているときには割高感があって怖いから始められない、逆に相場が下落しているときにはもっと下がりそうで怖いから始められないという心情は理解できます。しかし、これではいつまで経っても始めることができません。

幸いにも、昨今はフィンテックベンチャーによる新しいサービスの登場によって資産運用を始めるハードルはどんどん下がっており、一昔前よりも手軽に始められる環境が整ってきました。ただし一度始めたら、今度は「継続する」ことが重要です。人間というものは不思議なもので、普段は極めて冷静沈着な人であっても、金融市場の混乱によって自分の大切な資産が大幅に下落するのを目の当たりにすると、平常心を失って投げ売りをしてしまう傾向にあります。あるいは上昇相場の時にはついつい大きく勝負に出てしまいがちです。人間はそもそも感情的・非合理的であり、当初のルールを愚直にそして地道に継続することが苦手な生き物なのかもしれません。

<継続するためのゴールベースアプローチ>

物事を継続するには工夫や仕組みを構築することが必要です。一つの有効な対処法は、自分が一体何のために資産運用するのかという長期的な目標(ゴール)を明確にしておくことです。こうすることで短期的な儲けや損失に一喜一憂することなく、途中で運用を投げ出してしまうことを防ぐことができます。手軽に始めてみることが必要ですが、そうなると手軽に止めてしまうのが人間というものです。

ここ数年、アメリカの証券会社などでは、「ゴールベースアプローチ」と呼ばれる新しい資産運用の考え方が主流になっています。これは、顧客の長期的なゴール(目標)についてヒアリングを行い、そのゴールを前提(ベース)にした資産運用のアプローチを指します。従来の「商品ありき」でとにかく短期的に儲けることだけを重視した提案とは一線を画すものです。

ゴールベースアプローチは、現状の日本の銀行や証券会社などで行われる個人向け投信販売に大きな示唆を与えると思います。世界最大級の資産運用会社の1つでありインデックス運用のパイオニア的存在である米国バンガード社は、資産運用において重要なことは実は「コーチング」であると述べています。顧客に「気付き」を与えることこそが重要だと言うのです。バンガードという資産運用のプロ集団が、資産運用手法以外のことを強調するのは一見とても不思議に感じます。しかし、顧客に内在する潜在的ゴールを発見するサポートをしたり、下落相場などで顧客が不安なときに当初設定したゴールを思い出させ納得して運用を継続していくことをサポートすることは、極めて付加価値の高い顧客に寄り添うサービスと言えます。ゴールを明確に設定し必要に応じてそれを意識させること、すなわち継続的な「アフターフォロー」こそが重要なのです。

<ゴールとは何か>

ではゴールは具体的にどのような観点で考えておくことが必要なのでしょうか。ゴールについては、老後に備えたい、教育資金を貯めたい、住宅ローンの頭金を貯めたい、年金の足しにしたい等といった定性的(漠然とした)情報と、「何年後にいくら貯めたいのか?」や「何年間毎月いくら引き出したいのか?」という定量的(金額換算した)情報の2つ側面で設定します。特に、定性的情報を定量的情報に変換することが重要です。なぜなら、ゴールを定量的に設定することで、その進捗状況を測定することができるからです。

<大切な人にすすめられるサービス「MSV LIFE」>

私が所属する会社(マネックス・セゾン・バンガード投資顧問)が提供する「MSV LIFE」(マネックス証券での愛称:マネラップ)は、フィンテックの中でも資産運用に特化したロボアドバイザーと呼ばれる分野のサービスであり、このコラムで述べてきたフェアな資産運用サービスに必要な3つの要素をすべて備えています。オンラインで、低コストで構築した世界分散ポートフォリオに長期間に渡って積み立て投資することが可能です。また、「ゴールベースアプローチ」のエッセンスを取り入れており、計画づくりからアフターフォローまでしっかりサポートするサービス仕様になっています。「MSV LIFE」は、日本において「資産運用をあたりまえ」にするために「大切な人にすすめられるサービス」として開発しました。ぜひ一度無料体験でお試し頂ければ幸いです。

※MSV LIFEの無料体験はこちらから

https://www.msvlife.jp/


<筆者プロフィール>
野水瑛介(のみず・えいすけ)
1986年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、JPモルガン・アセット・マネジメントに入社。銀行や証券会社を担当する投資信託営業に従事。その後ロンドンオフィスに駐在しジャパンデスクとして東京オフィスとのリエゾン業務を担当。帰国後、当時最年少でチームマネージャーに就任。2016年2月にマネックス・セゾン・バンガード投資顧問に参画。オンライン投資一任運用サービス「MSV LIFE(マネックス証券での愛称:マネラップ)」https://www.msvlife.jp の開発責任者に就任し、2016年9月17日にサービスをリリース。「ゴールベースアプローチ」に基づき、「資産運用のあたりまえをあたりまえに」するべく、執筆や講演活動を展開中。

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