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相場一点喜怒哀楽

2017年10月19日

第477回 テクニシャンの集まり~ミラノ編

このコラムでIFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)大会のお話をするのは、4年ぶりです。IFTA大会とは年に1度開催されるテクニカル分析の世界大会で、今年は10月13日~15日にイタリア・ミラノで行われ、今年も参加してきました。1988年に東京で始まったこの大会は今回で30回目。昨年はシドニー、2015年は東京で開催されました。イタリア在住の個人の投資家が多かったせいか、参加者は約300人と直近の大会では最大級規模になったようです。ジョン・ボリンジャー氏(ボリンジャーバンドの開発者)、エリオットで有名なロバート・プレクター氏、Perry Kaufman氏など、業界の錚々たる有名テクニシャンがスピーカーとして参加され、例年同様の盛り上がりでした。
一方、私が初めて参加した2006年のカナダのバンクーバー大会当時と比べると、当然でしょうけど、プレゼンテーションの内容構成が随分と変わってきました。初日から「AI(人工知能)」、「ロボット」、「ブロックチェーン」などの言葉が飛び交い、チャートを使ってテクニックのご披露や相場予測をする姿はほとんどない、といっても過言ではありません。スピーカーも若返っています。言語はイタリア語から英語までで、もちろん日本語はなし。私はそれ以前に内容について行くのが必死というか、すでに出遅れています。
今回の大会は日本人にとってプライオリティーの高いものでした。年間で最も素晴らしいテクニカル分析上の研究論文に与えられる「ジョン・ブルークス賞」に、日本の協会員の1人で、茨城大学の鈴木智也教授が選ばれたからです。その授賞式もありました。ジョン・C・ブルークス氏は、ウォール街の証券会社を振り出しに40年以上を一貫してテクニカルアナリストとして働き、米国のテクニカルアナリスト団体であるMTA、25カ国で7,000人以上が加盟するIFTAの共同創設者。テクニカル分析の学問的、社会的地位の向上にも尽力され、米国では多くの大学でテクニカル分析が正式科目として取り入れられるきっかけを作られた方です。日本でも将来は大学でテクニカル分析を教えるようになるのか?と、近年まで思っていましたが、すでに近いところまで来ているようです。
来年の開催国はマレーシア。今回の大会の最後の締めはマレーシア協会の会長のプレゼンでした。「Fintech」、「ロボットアドバイザー」、「ビットコイン」、「バイナリのオプション」などが最新のメガトレンドになる中、今後20年で必要なプロのチャーチストはどうあるべきか、などをお話され、それがクロージングセレモニーとなりました。少しハードルが高いですが、皆様もいつか機会があれば是非参加されてください!

さて、こちらはハードルが低いです。IFTA大会にスピーカーとして参加された、ジョン・ボリンジャー氏の講演会が、11月に東京(11月18日土曜日)と大阪(11月25日土曜日)で開催されます。主催は、非営利団体・日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)です。もちろん、日本語の通訳つきです。ボリンジャー氏を囲むパネルディスカッションには、モデレータとしてインベストラストの福永博之氏、筆者もパネラーとして参加し、意見させていただきます。ご興味のある方は、お早めにお申し込みください。
http://www.ntaa.or.jp/mw_wp/jb-conference(外部サイトへ遷移します)
※詳細につきましては、当協会ホームページにてご案内しております。

東野幸利 
株式会社DZHフィナンシャルリサーチ

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(DZHフィナンシャルリサーチのウェブサイトに遷移します。)

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